連れがライヴを前に食事をしたことがないと言うのだが、伊那じゃ平日に具合よくライヴをしているところなんて見当たらない。俺がちまちま行くところはメシ喰えんし。そんなさなかに、『メーヤウ 桐店』の隣に『ボトムダラー』ってな店を見つけた。優さんも推してるお店だし安心じゃ。っかし、仕事終えてからの松本行きっちゃだりぃんだよな ～(－_－～)20時開始に合わせて行こうと思ったが、2セッションあるなら焦らなくていいやと、連れの部屋で夜寝？をしてから20時半ころ出向く。戸を開けると音の大波に気圧される。途中来場はまずったか？と躊躇したが、すんなり招き入れられた。特に問題ないようだ。広い店内の中央はステージにあつらわれ、それを囲むように客席が裾野に広がる。俺らの入店時に客は4組ほど（程なく何組か入店してきた）。どこでも開いてるってのに、俺たちはステージの横に通される。自意識過剰と揶揄されようが、見られているみたいで苦手なんだよな。
食事はアメリカン・トラディショナル・フードってんで、失業者とマックとネズミーランドの国に伝統食？はぁーっ？ちゃんちゃらおかしぃぜと小バカにしていたのだが、実直な姿勢が伝わる料理はハイホー！にうまかった。（・∀・）お見事ー！やんややんや。頼んだのは、飲み物に「ミラー生」（550円）と「ギネス」（700円）。俺はつまみに「シュリンプバケット」（800円）と「チリコンカルネ」（600円；ひき肉と豆を煮たディップとやらに＋コーンチプス）、連れは「ニューヨークシティドッグ」（700円）。ビールはいつもどおりな味だが、「シュリンプバケット」は氷詰めの容器にボイルされたエビがきれいに並べられて、それをつまんで酸味のあるトマトソースにつけて食べる。月明かりの弾ける音が聞こえそうなホテルの最上階でクチにしたい。そんなこ洒落たラフスタイル。『ボトムダラー』イケてるじゃん！
でも、こいつは程度が知れたもんさ的態度で挑んだ「ニューヨークシティドッグ」。たかがホットドッグが登場まで随分と待たしてくれるわけだが、（・∀・）んめーっ！俺が想定していたカスカスのまずいパンは、ちゃっかり『ひゃくにんぱん』（← その内店評掲載する）のそれを使っているらしく、こいつだけでどっしりとうまみがある。そいつに圧されることなく、ウィンナー（って言い方でいいのか？）もオニオンもしっかり野郎。喰いながらうんうんとうなずけるうまさ。いやはやグルービー。その後注文した「ラバット・ブルー・ボトル」にしても、「チリビール」にしても（両方ともビンビールな）冷やしすぎているのが気になったけれど、変わったビールが飲めたからよしとする。冷えてなきゃ冷えてないで、ビールなんざキンキンの方がいいんだよと言い放つ俺がいるわけで、支離滅裂な人間味溢れる俺にラヴ。ちなみに前者はカナディアンビール。炭酸が強いだけで風味なし。後者は、辛い。。辛すぎる。。すごく苦手な辛みだった (×_×;）
さて、音楽の方だがヴォーカルの声がのらない音響に疑問詞抱く部分はあったが、連れは喜んでいたのでこれもよしとする。俺もお食事サイトなのでとやかく言わないことにする。と言いつつ少しだけ（まあ、いつものことだ）。今夜は「ランダム・ソウト」というバンドのライヴだったのだが、オリジナル（「哀しきデイジー」ともひとつ）が演者ノリノーリで、雰囲気もメロディもイケてた。良かった良かった。かっこよく歳取らなきゃな。
※ 「Bottom Dollar」って「なけなしの金」って意味だったっけ（・△・？） 辞書に載ってねーや。
※ お箸の紙袋の裏には、"HOW TO USE CHOPSTICKS" と図解入りでお箸の使い方の解説付き！(・_・ゞ－☆ ﾍﾟﾍﾟﾝ!!
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