知的障害者の勤める施設というのは承知していたので、多少しゃちほこばって入店したわけだけど、店内であしらわれている限り、俺と彼らとの違いがなにもわからなかった。ともあれ、ハンディがあろうがなかろうが、有史以来、世界は差別と偏見に満ちている。伊那民なら苦しみは笑顔で隠せってことだに（← どこぞの映画のパクリセリフ）。
つーわけで、店評はノーハンディ戦で。
さて、メニューの写真に惹かれて食事はホットサンドに決め、それに気になっていた伊那家もんの飲んだカプチをセットでオーダー。これで650円たぁ、お値打ちじゃんか。そのくせ食前にお願いしたカプチには、泡泡にクマさんが描かれていたり（このバブル熊次郎、最後の最後まで溶けることなく泡泡だった。すげぇ）、ホットサンドに付いてくるスープの中にもクマさんマカロニがいたりして、遊び心ばっちり。メインのホットサンドは小ぶりなのがふたつで、ちょっと（だいぶ？）少ないかもしれないが（俺には十分）、見た目もかわいく、味もイケる。さくさく＋ふわっの美味しい生地だ。そういや、カプチについてきたひとかけのクッキーも俺好みのやさしい味だったし、真摯な仕事してんね。気になったのは、スープカップに把手がないせいで、熱々のスープを飲むのがちとつらかったことか（桜ん坊、猫手＋猫舌オプション装備）。給仕の女の子もちと熱そうだったしな。
ところで、俺が写真を撮っているのが気になるらしく（そりゃそうだ）、じぃっと見つめられる。
桜：ん～。気にせん！気にせん！（＾▽＾桜）
と手を振ると、笑い返してくれた。気のいい奴だ。
行きも帰りもめいっぱいの挨拶を送られて、妙に気持ちが充実したランチだった。やっぱ、食事処はまず人ありきだな。
☆-(ノﾟДﾟ)八(ﾟДﾟ )ノ ｲｴｰｲ
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