2007/10/20 ローメンと砂肝の塩焼き
前回振られてからずっと気になっていたので早めのリベンジ。開店前に店の前を通ると、店内から賑やかな声が聞こえる。覗いてみると、10人も入ればいっぱいになる狭い店内は早くも常連のおさんどもがおしゃべりをつまみに焼酎で出来上がっている。たばこの煙でもくもく。ここはパチ屋かw
辰野駅周辺を散歩するつもりだったのだけど、奥の席しか残っていないので、躊躇せずそこを奪取。きっと後からこの連中の連れが来るだろうと踏んでの行動だったが、案の定更にふたりやってきた。俺は窮屈で賑やかな店に妙に落ち着きを覚えるのだけどこれはどういうことなのだろう。あれほど人込みが嫌いなのに。連帯感の錯覚に安堵しているだけか。ひとりじゃないと。
俺らの目の前に座っていたおじいは、同じ常会の出身らしく、俺のアパルトマンから気軽に投石できる距離。どこそこは知ってるか?とこんもりとヤニを吐き捲くりながら頻りに質問をくれるが、残念ながらひとつも知らない。嬉しそうに目を細めて話すじいさんに相槌をくれてやりたかった。申し訳なく思う。
「砂肝の塩焼き」
「ローメン」
紅しょうがが載っている。珍しいタイプ。俺の怪しい記憶じゃそれは『平家』くらいしかない。焼きそば寄りのものだと思ったら、やっぱりそっち系の味。ローメンが苦手でも、焼うどんとソース焼きそばの間くらいで食べやすそうだ。やはり伊那から距離が離れている分、これは『平家』にも当て嵌まるが、オリジナルを希釈した分派的なものが発生するのだろう。そして、これが名古屋に行くときしめんとなり、静岡に行くと富士宮焼きそばとなる。つまり、これらのルーツはローメンにあったのだ (^▽^嘘)
俺がローメンの写真を撮っていると、遠くに座っていた酔っ払いのおとんが(てか、シラフは俺らだけだが)、俺にローメンの喰い方を教えてくれる。これはローメン関連の新規開拓するたびに起こること。俺もせっかく教えてくれるというので、毎度まじめに聞くが、説明終了後、隅っこの酔っ払いのおさん其の弐が、「こいつローメン喰わないんだけどねw」とひと言。「自分、まじめに聞いてたのにw」と俺も返す。楽しい店。なめやがって。
メニューに記載はないが、その日その日で作るものもあるらしく、今日はブリカマや鯨の刺身が出ていた。「5時半だけどくじら」だそうだ。今日はないのか!あれはないのか!と常連の酔っ払いが騒いでいると、お店のおかんがうるさいと怒鳴っていた。もろ家族だな。
帰りしな嫁に今日のローメンの感想を訊ねる。
どうだった?
(・∀・) ふつーにおいしかったよ!
またえらいどっちつかずな回答だな。ローメン的なものとしてはとても美味しかったけど、ローメンの麺を使った別なものと思っていた方が良いかも知れないというのが、俺の感想か。俺もなんか、なんかだな。
関連リンク:
伊那谷名物 ローメン写真館
メニュー抜粋 (σ・∀・)σ
2007/10/20 お散歩編
せっかく来たのに 2007/10/19-21 の間は休業とのこと。
残念 (´・ェ・`)
関連リンク:
伊那谷名物 ローメン写真館
メニュー抜粋 (σ・∀・)σ
食べ物 | |
チャーローメン | 700 yen |
焼きそば | 500 yen |
チャーローサイ(野菜炒め) | 800 yen |
チキンバー | 500 yen |
おでん | 500 yen |
砂肝の塩焼き | 400 yen |
しめさば | 500 yen |
カレイの唐揚げ | 400 yen |
いかの一夜干し | 600 yen |
いか納豆 | 400 yen |
飲み物 | |
ビール | 600 yen |
焼酎 | 400 yen |
お酒 | 400 yen |