2026/3
丁寧だけど小声な料理の説明は、ところどころ聞き慣れない専門用語が織り込まれており、それはすぐそばの厨房の音とおばさん客ら(2名)の賑やかな談笑で打ち消されがちだった。料理の説明も体験の一部なのに大変残念な状況。なんでおばさん客って自分らで聞こえる範疇で話さないのだろう。止め処なく耳に入ってくる関心のない不平不満愚痴。同空間にいると苦行。遭遇するとどこの店でも説明を阻害されがち&柔軟剤臭い。
そもそも店もお品書きを用意しないなら明瞭な声で説明してくれたらよかろうに、都度聞き直すストレスが想像できないかな。1,2度聞き直して、その後の説明を改善する店ってほぼないが期待しすぎか。
① アミューズ
セロリのビスキュイ(スポンジ)とコンテチーズ
白子のババロア・マルドンの塩・オリーブオイル
② 前菜
信州鹿と新玉葱のタルトタタン仕立て
根セロリと切り干し大根のレムラード
③ 魚料理
鰆と蛍烏賊とガルビュール
ガルビュールは、自家製の生ハムで取った出汁で煮含めた。
そんなに遠くない昔、一番好きな魚と言えば鰆を挙げていたのだけど、それは鯖の身質のように繊維がなめらかでしっとりしていたころの話で、いつからか鰆はスーパーですら買えるようになり、どこの飲食店でも鰆が扱われるようになった今、そこで差し出される鰆と言えば、身のブロックがやや大きめで、身質はもろもろとしていて旨味も弱く好みでない。まったくよさが分からない。
④ 肉料理
マンガリッツァポークと醗酵させたマスタードとブラッドオレンジのソース
豚足のファルシと玉子と合わせたシュークルート
最近気になっていたマンガリッツァポークにありつけたのはありがたい。知己が飲める脂と形容していたが、なるほどそのとおりだった。でもフレンチのメインを張るにはパンチが弱い。豚と赤ワインの組み合わせも最上と考えたのかね。なお、ソースはめちゃくちゃ好みだった。
⑤ デザート
ウフアラネージュ
自家製のヨーグルトのアイス
⑤+竹炭と花豆のマカロン