2022/4/9 木曽牛のミスジとカルビ・馬ハラミ・和牛ホルモン・鶏ハラミ・和牛テールスープ・スネ肉大和煮
肉の専門店のくせして自分好みの肉を選べない。(カルビひとつ取っても好みの肉質・脂質・厚み・下味などがあるだろう)
その肉を自分で焼かなきゃならない。
そのくせお高い。
衣類ににおいが着くのが嫌で、特に重ね着の冬場は行きたくない。
かといって夏は火が暑いからやだ。
義経鍋は鉄板焼であって焼き肉ではない。焼き肉を名乗るな。
などの理由で焼肉店には行かない。
たまに計画しても何年も実行に移せず有耶無耶になる。
そもそも朝鮮人経営の焼き肉屋には辟易としているし、見破る術も知らぬ。
それでも今回、木曽牛(※)が気になって『焼肉 権兵衛(木曽郡木祖村)』へ行ってみた。
伊那の『炭火焼肉 木曽の権兵衛』と関係があるかは不知。
やはり焼き肉をするなら自宅でやるのが最高だという持論を再確認できた点では収穫があった。
(オイルミストが気になるので自宅でも滅多にやらんが。)
たれの旨い焼肉店が存在しないのは、なぜかと言う疑問は未解決のまま残る。
肉&米飯の進みにブーストを掛けるたれを作るのがそんなに困難か?
※ 木曽牛の定義:
> 木曽牛とは、木曽郡内で育った牛のことを言います。
> 木曽には畜産農家さんが約140戸いて、そのほとんどが母牛と、その母牛から産まれた子牛を飼養し、子牛を販売する繁殖農家さんです。
> 出荷された子牛は肥育され、信州和牛・飛騨牛・近江牛・松阪牛などになります!
お店の人たちの応対は、噂に違わずとてもよかった (人∀・)♪
それに長く営業している焼肉店らしからぬ清潔感があった。
「味付け蒸しわさび」(363円)
蒸したことでぼんやり風味に?
「銘撰木曽牛 ミスジ」(1958円)
前日にインスタで在庫の存在を確認し意気揚々と注文した木曽牛のミスジであったが。
「銘撰木曽牛 上カルビ」(1419円)
単に木曽牛ったってピンキリなんだろうけど。
それにしても、さらさらのたれは甘み伸びやかで締まりもキレも深みも感じられない。
単純にもっと濃くしてくれんと、米も進みづらい。
「馬ハラミ」(1100円)
牛のハラミに内臓っぽさを感じたことがないけれど、馬のこれはほんのり内臓っぽいな。
炭火が滅法強いからすぐ焦げる。
「和牛ホルモンセット(和牛ホルモン+和牛ギャラ)」(1716円 → 1287円)
内臓は正肉よりはだいぶまし。
やっぱり焼肉はモツに限る。
本来我が家は焼肉店じゃモツとマトンくらいしか注文しない。
それと最近はササミなんぞもw
でも内臓にこだわる店が少なすぎるのだ。
だいたい義経鍋なんぞをありがたがる時点で肉への敬意に欠けている。
鉄板焼でも喰ってろってんだ。
「和牛テールスープ」(594円)
スープしょっぱめ。塩胡椒ガツーンって感じ。
飲んだあとならよいかも知れんが、木曽から妻の運転で帰りたくないので俺は烏龍茶。
「スネ肉大和煮」(528円)
こっちはだいぶ甘い。
砂糖と葱の甘さであまあま。
俺、葱や玉葱の甘さがつゆに溶け込むの好かんのだよ。
「とりハラミ」(506円)
塩で食べたかったけど、選択肢なく味付き。
でも、本日断トツで旨かった。圧倒的に旨い。
内臓のようなぶるぶるぐにぐにとした食感と、腿肉のような弾力と、いつまでも溢れ出る旨味。
妻もこれが一番だって。
そんな感じの『焼肉 権兵衛』。
焼き肉してんのに、お絞りじゃなくて濡れナプキンってのもいただけなかった。
しかもロールじゃなくて、四角いぺしゃんこタイプの濡れナプキン。
喫茶店じゃないんだからさ。