2019/4/3 天綴じうどん
何万遍も店の前を通り過ぎている南箕輪村の蕎麦店『新兵ヱ(じんべえ)』に
手打ちうどんがあると訊いて飛んでった (:D)╋∈ヒューン
国道に面した店の周囲は、
その端っこ以外が縁石で防衛されていて少々戸惑う。
ほぼ開業時刻に訪れ先客ゼロ。
お好きなところにどうぞと勧められるまま、
奥の相席可能なテーブル席へ (:D)╋∈ヒューン
さて、手打ちうどんだ!と注文を決めるも、
テーブルから何度声を掛けても返事なく、
厨房の出入り口まで出向いてお願いする。
店員に悪びれた様子もなく注文はスムーズに受け入れられる。
「天とじうどん」(820円)+「大盛り」(110円)
大きめのどんぶりで届く。
あっつあつ。
レンゲはなし。< 猫舌なので必須。
割り箸はきれいに割れず、うどんが掴みづらい。
お絞りじゃなくペラいナプキンだから、
ほとばしったうどん汁を拭きづらい。
相変わらず店員は必要時以外表に姿を現わさないのでレンゲを頼むタイミングがない。。
またお願いに行くのもなんだしなあ。
麺はしっこりして、ふつりと切れるもの。
腰があるというより、少し芯のあるようなやや硬めの麺。
噛むと小麦感がある。
うどんの形をしたなにか。
いや、うどんであることには間違いないのだが。
もちもちとか、ちゅるんちゅるんのイメージで行くと肩すかしを喰らう。
濃色のつゆは見た目ほど濃くはないが、だいぶ甘め。
こっくりとしていて "スープ飲みたい欲" を刺激する部分もあるが、だいぶ甘め。
食後、上顎から鼻腔に掛けてあまたるい香りがいつまでも纏わり付く。
立派な衣を纏った海老は短小で食べやすいふた口サイズが 1尾。
天綴じを頼んだから具材はおまけなんかねと言い聞かせたけれど、
メニューを見返すと「天ぷらうどん」(770円)より「天とじうどん」のが 50円高いじゃん。
じゃあ、天麩羅うどんもこのでっかいおきあみってわけか?
金額相応なのかも知れんが、
それなら海老をやめて掻き揚げにでもしておくれ。
ちんまい海老は食べる人の気持ちを侘びしくする。
メニューの写真: