JAZZ-CAFE BASE(ベース)

【電話番号】0265-73-1213
【営業時間】1700-深夜(土日祝1400-)
【定休日】不定休
【住所】長野県伊那市伊那部中央区中央通り4491-1;ホテルセンピアのまん前

2005/05/07 福音をばら撒け!編

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 5/7(土)1930~(前売り2000円;当日3000円)
 『Blues Live』
 出演:妹尾隆一郎(ブルースハープ) with 西浜哲夫(ボーカル、ギター)
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通勤路の川沿いにジャズ喫茶がある。朝のラッシュで大概一度はこの辺りで停車するものだからイヤでも目に止まる。気になり指数が急上昇で累積し始めた矢先、ライヴの張り紙(ベニヤ板に直書き)に気付いたので問い合わせた。ちょうど相方が泊りに来る日だったので2枚オーダー。ジャズ喫茶は高校以来だが、なんで俺が行くところは吹けば飛ぶよなバラック小屋ばかりなのだろうか。

1930からのライヴを相方と『ベース』を訊ねると、店の入り口でこんにちはと声を掛けられた。ジムで何度か顔を合わせたことのあるにぃさんだ。狭い街。しかし、この暗がりでよく俺を判別できるな。ふたり分のチャップリン4枚を渡すと、ワンドリンク(全部500円)注文することになっているとのこと。俺たちはビールとハイボールをオーダー。手渡されたビールは350ミリ缶で、俺のハイボールはプラスチックカップに入ってやってきた。ところで、知らずにオーダーしてしまったが、ハイボールはライヴのドリンクメニューにはなかった。

タバコの煙で白く霞むホール(?)はおそらく6畳にも満たず開演前だというのに既に蒸している。客層をとっぽいボーヤと渋いおさんたちが大半だろうと予想していたが、実際無秩序るつぼ。予想した連中にプラスして、ファミリーや女友達、カップル、そしてなにゆえにな初老の紳士。せいぜい、この煙で燻製にならないでおくれ。

開演すれば身動きがとれなくなることは容易に想像できるので、立ち見をしたかったのだが席に通される。まん前。ホントまん前。眼前にはスピーカと壁。え(・△・?)オーイ なんだこれはと首を傾げていたら、演者がやってくる。ギターの弦と俺の鼻の間に30cmあるのだろうか。西浜さんがギター振ったら、俺は嬲り殺しだ。困るな。「こんな狭いの久し振りだな」って笑いながら妹尾さんと話す巨漢の西浜さん。そんな中、演奏が開始すると脚を組みながらタバコを吸い始める俺は、まあ育ちの問題だ。文句あるなら俺のママに云ってくれ。もう何年も会ってねぇが。

ブルースハープはいままで好きじゃなかったのだが、リアルで聴くと熱いな。ワークマンファッションの妹尾さんを見たときは、おいおいどこぞのおさんよと思ったが、だまし撃ちくらった気分だ。西浜さんの情感溢れる演奏も最高なのだが、彼の方を向くと俺の視界にはピックを持つ右手しか入らず(近距離なせいもあるが、手が野球グラブみたい)、上を見上げれば目の前で視線があって思わずぽっ (* ̄∇ ̄*) ってな感じで、いったいどこを見ればよいのやら。てなわけで、始終、妹尾さんを見とりました。

途中に小休憩を挟んだ2時間の演奏はそれなりに早く過ぎ、心地好い疲労と持続する軽い興奮を持って店を出た。しかし、最後まで誰が店員で店長かすらわからなかったな (._・)ノカクン

一応トイレ考。相方がモアイと言ったから、今日は桜ん坊のイースター島記念日。「トイレ、モアイだったよ>桜ん坊」。(モアイの像でもあるのかな?)「はは。そりゃこわいね」と会話したまま気にしていなかったのだが、なるほどモアイだった。つまるところボットム便所。ボットムなら詰まらないって?意味不明な輩は、じじばばにお訊きなさい。そして、嵐の夜の床上浸水の恐怖に戦慄く(わななく)がいい。

※ どこが食事処めもなのかと問われれば、うーんと唸るしかないな。


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2005/05/28 サタデイナイト編

「焼き鳥食べるー?」「あぁ、いただきます」。カウンターに座る若いにぃちゃんづてで焼き鳥(串のまま)を渡される。(・∀・)やはは!混んでいるせいでサービスはほとんどすべて客同士によるバケツリレー。部室だのサークルだの形容してる声が聞こえたが、まさにそのとおりだ。一見もへったくれもない。そして、なんとなく帰るに帰れない雰囲気でもある(汗)

グループ名がまだない連中のセッション。ギター(もりとさん)、ベースのおさんたち。ドラム、ヴァイオリン(ジェシーさん)の流暢な英語を話す外人たち。どこで英語を覚えたのか。ブルース、オールディーズ、ワルツと無節操な選曲だったが、スキルの高さで有無を言わせない(ギターが狂い始めるまでは)。ギターが壊れ始めると音楽はライヴに変わり、楽しけりゃいいだらな客たちで、常時ノリノーリで絶頂。その半径およそ1500mm。その円内に演者がいて、ギャラリーがいて、マスターがいる。その空間は刺激的に深く、絶望的に快楽。土曜日の夜の一過性の連帯感。陽が昇るまでの刹那、どっぷり酔ってバカ騒ぎもいいじゃないかと、孤り飲みが好きな俺でもそう感じられた。

「あがるわ」と伝えてマスターに会計を頼む。「ん~3000円」。ビール*2+バーボン*6以上(おぼろげ)。どんぶり結構だが、安すぎる。計算合わないじゃんと、5000円を渡して返ってきた釣りを返すと、「バンドの連中に渡しとくよ」「あいよ」。何人かの知らない人たちに手を振られて店を出た。


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2005/06/17 あこがれられる男編

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 6/17(金)1930~(前売り2000円;当日3000円)
 『アコースティックブルースライブ沖縄ブルースマン』
 出演:shy(ボーカル、ギター)
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ボリュームと深みのともなった声を持つスタイリッシュな不良中年。
オーラ出てたし、カッコよかったぁ。

先日の夜は久々にぐてんぐてんになったので、今夜はたった一杯のビールを飲み終えると、猛省の意としてオレンジジュースをオーダーした。
するとマスター「ウォッカ入れる?」
「マジっすか(嬉)」と俺
「ダメじゃん」とあにぃ
俺のジュースはスクリュードライバーになつてしまつた。

ありふれた夜の出来事である。


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2005/07/16 超快速江戸っ子編

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 7/16(土)1930~(前売り2000円;当日3000円)
 『CD発売ツアー in Base アコースティックブルースライブ』
 出演:大庭珍太(ボーカル、ギター)
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キャベツが回る店ベース。酒のつまみと山盛りのキャベツが客づてに渡ってくる。リレーは俺で止まり(止め)、店のスタッフ的な男とパリパリモシャモシャしながらライヴに乗る。22時を回ったころにはうるさくて眠れないと苦情のテルがやって来るほどだ。22時就寝なんてすっとぼけたことぬかしてねーで、来店かましてヴァヴァーも快速に乗りやがれっての。

珍太さんの強力な牽引力はゲスト参加(乱入?)の連中のスキルまで引っ張りちらし、お前にそんなスキルがあったんかと客皆感心。俺の月に一度の命の洗浄はシミまでクレンジングしてくれた。


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◆ 写真 ◆



『ベース』店外
ライヴの休憩中


妹尾隆一郎さん


西浜哲夫さん(右)
もりとさん(左)
マイルス(左上)(笑)


2005/5/28のベース


ジェシーさん


2005/5/28のドラム


もりとさん


スニーカー奏法 by もりとさん


shyさん


大庭珍太さん
メニュー抜粋(2005/05/07)
つまみ300 yen ~
飲み物各種400 yen
ビール600 yen ~
ハイボール700 yen
ウィスキー、カクテル各種700 yen ~
※ メニュー及び料金変更に関する一切の責任を負いません (:D)┓モコ