2005/09/10 しゅういろのせいろ編
朝一に訪れた図書館のような空気。あるいは、駅の待合室。取り澄ましたような凛としている。座敷はない。2階になにかあるようにも見えたが取り立てて確認はしていない。
席に着いてもメニューが見当たらない。しばしメニューが運ばれてくるのを待っていたが、壁に貼られているメニューから注文するのだ。メガネを持ち歩くクセがないからこういうときに困る。席に着いて早々に「お決まりですか」と女店員がやって来たが、あいにく目を凝らして読んでいるところだ。一方、決まったときには、空いているというにこの店員は厨房から出てこずなかなか掴まらない。いろいろなテンポが歯切れ悪い。
注文したのは「山かけざる」(1000円)。待っている途中、先に猪口や薬味をテーブルに置いて行った。なにも言わずに。。漬物をつまみながら読書をしていると、ようやくせいろが届いた。これもなにも言わずに置いて去ってしまった。。そのクセ、業務上のやり取りではあろうが、厨房で職人と女店員がジャー!ザー!と若い調理人と声を張り上げている。隣接しているからその状況は筒抜けだ。家族で来てる客ひいてんぜ。
ところどころ朽ちたしゅういろのせいろを見たときに、物を長く大切に扱うととらえるべきか、客に出すものはきれいなものを出すべきじゃないかと考えるべきか。人それぞれだろう。割といい色出しているので別段気にはしないが、不遜な接客態度が頭にこびりついている。それはともかく、もう少し食べたかったと思わせる不思議な蕎麦だった。次回は、大盛り(+100円)でもいいかも知れない。閉店時刻は早くはあるが、それでも夜の営業をしている蕎麦屋というのは、俺にとってポイントが高い。
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メニュー抜粋 (σ・∀・)σ
2005/09/24 ばばあ、足引っ張るな編
ばばあの方は前回同様にぞんざいな客あしらい。体言止と無言の給仕。傍目に見れば、客のが腰低く申し訳なさそうに注文しているように映る。困ったものだ。俺には店の男がまともに対応したものだから、今回は特に文句はなかった。迎撃体制を整備してあったので、ターゲットに接客されなかったのはちょっと残念だったりもする。
今日注文したのは「冷し山菜おろしそば(夏季限定)」(900円)を大盛り(+100円)で。
2006/08/26 夏蕎麦編
季節外れの蕎麦。今日は店のあにぃたちが接客に動き回る。違和感というのだろうか、昨日今日はじめたわけではないだろうにどうもぎこちなさを感じてしまう。丁寧に丁寧にやろうとしているのがわかるし、蕎麦湯を持ってくるタイミングもきっちり見計らっているのが理解できる。その努力が見えてしまっているのが痛いところで、もっとさりげにやれるように精進して欲しい。視線を感じるとどうもせかされている気になって仕方ない。まあ、全部俺のわがままだがよ。
「山かけざる」(1000円)+大盛り(100円)
冷たいそば・うどん | |
ざるそば | 800 yen |
天ざる | 1300 yen |
山かけざる | 1000 yen |
冷し山菜おろしそば(夏季限定) | 900 yen |
温かいそば・うどん | |
山菜そば | 850 yen |
天ぷらそば | 1000 yen |
山かけそば | 850 yen |
その他 | |
馬刺し | 650 yen |
鹿刺し | 650 yen |
吾平餅 | 250 yen |
天然きのこお浸し | 650 yen |
アルコール | |
ビール(びん)大 | 650 yen |
地酒 生酒 | 850 yen |
お酒(二合) | 700 yen |