十郎田養魚店(じゅうろうたようぎょてん)

【電話番号】0265-48-2725
【営業時間】1100-1700
【定休日】水曜日
【住所】長野県下伊那郡平谷村895

2006/08/05 おばあんち編

炎天下、ひまわりを見に平谷村へ行ったその足で『十郎田養魚店』を目指してみたが、中々辿り着かず、ギブって引き返した。でも、どういうわけか連れも自分もどうしてもどうしても行きたい蟲がもぞもぞ動き、途中で第一村人(おばあ)ひっ捕まえて路を請う。わかり易い!わかり易い説明なのだが、目じるしのないこの山道。やっぱりよくわからないままになんだか無事到着(途中で引き返そうとしましたが)。

お店の駐車場で虻を払い除けながら車を出ると、ちょうど営業を示す旗を揚げてるおばあにめしか釣りか問われる。ごはんに来たことを伝えて店内へ誘導される → 思い切り民家。虻が飛び、障子には蛾。隣にはまだおこた。今日は風のない日。しんどいな、そう思っていたらペットボトルのウーロン茶がやってくる。
飲む前から落ちがわかる。ほら、中身は麦茶だ (^▽^桜) ここは100%民家。メニューはないようで(外に単品の記述があった気がするが)定食でいいねというおばあに従いそれにする。「定食ってなんですか?」「五平餅定食(※1)だよ!魚と五平餅がふたつあるからね!」とのこと。値段くらい教えてくれ。しかし、人様のお宅的雰囲気に飲まれ、妙に恐縮している桜ん坊カプル。「座布団出してなかったね!」「あ、いや、すんません。すんません」。こんな感じ。

魚がふたつあるとは、ひとり二匹という意味だったようで、いきなり量的な不安を感じる。
しかし、それはともかく甘子(あまご)うまいだな。川魚はあんま好きじゃないので、珍しい感想。細かい骨なんて気にせずにばくばく食べられたし。上手に食べれたじゃん (・∀・)v さて、連れはどうだろうと皿を覗くと串しかない。
 頭と骨どこ置いた?
 (・∀・) 食べちゃった!
 いや、頭と背骨の話だぞ。
 (・∀・) 頭、クリーミーだったよ!
なんとなく敗北感 (・-・*) fuck... それはともかくピルスナーが飲みたいや。

それからやってきた、何人前あるかわからないじゃがいもの煮っ転がしもうまい!し、これまた多過ぎるお漬物もうまい!こいつは、俺たちの嗜好にはまってる。

その後、クソでかい五平餅が二本やってくる。黒胡麻とお味噌。連れともう食べきれないね。半分こして頑張ろうやなんてやっていたら、同じものがもうひとセットやってきた。。五平餅もひとり二本だったようだ (・-・*) ムリッス...

うちらそんなに食べれないんすよと自嘲的になっているところに、いんげん豆と椎茸の天ぷらがやってくる。こいつもなかなか!なのだが、値段がわからないことにちょっと不安を覚えはじめる。娑婆だったら、ふたりで 6000円くらいかな。ここではそれ以上にはならないだろう。吹っかけられなきゃいいが。。

最後に「遅くなったね!」と持ってこられたお味噌汁をいただいた。止め処ない汗で襟がびっとりひっついてきやがる。五平餅やらじゃがいもやらを持ち帰れないか相談したら、すぐにパックを出してくれた。そのあたり、そういう人は多いのかもしれない。でも、俺らは地元だから持ち帰れるけど、普通ムリだよな。暑くなきゃ平気か?まあいいや。

帰り支度を終えて、おばあを呼ぶも姿は見えず。裏まで行ってお会計。煮物を出すことができなかったから 100円ずつまけてくれるというお話(ふたりで 2800円でした)。まだ食べ物出す気だったのねん (:D)┼─┤。。万券出したら、お釣りがないとのこと。それもそうだね。連れの財布があって助かった。会計を済ませたで、暑いしちゃっちゃか帰ろうとすると、ゆくりしていってとやさしく迎えられたが、ごめんなさい、こんな夏の日じゃ汗べとべとで耐えられませんのだ。ちょっと季節をずらして、わざわざ高遠からでも再訪したいと思える、そんなお店(?)だった。

※1:正式名称は「五平餅定食」ではなく、「十郎田定食」のようだ。


関連リンク:
メニュー抜粋 (σ・∀・)σ

◆ 写真 ◆



店外


店内から店外


店内


甘子(あまご)


じゃがいも煮っ転がし


お漬け物


五平餅


天ぷら
メニュー抜粋(2006/08/05)
定食
十郎田定食1500 yen
※ メニュー及び料金変更に関する一切の責任を負いません (:D)┓モコ