Le Courage de Shi-mo(ル・クラージュ・ドゥ・シーモ)

【閉店】

【電話番号】0265-81-6780
【営業時間】1130-1400, 1800-2200
【定休日】火曜日+第3水曜日
【住所】長野県駒ヶ根市上穂北6-1

2007/12/24 クリスマスイヴ編

クリスマスディナーに駒ヶ根の好評フレンチレストラン『Shi-mo(シーモ)』へ。

コースを予約してあったので、後はワインリストから適当に選んで嫁とまったり。だったのだが、初っ端からスパークリングワインを零される。給仕の手が震えていたし、緊張してるんだろうからそんなこたどーでもよかったのだが、そのままグラスの側面をワインで濡らして給仕は奥へ引っ込んでしまった。ちょっとちょっとって、傍にいた給仕を呼びやって拭かせるも、「これでいいですか?」と恩着せがましい発音でセリフを顔射してくれた。あのよ~、俺が零したん違うぞ、おい。

「白子のベロア柚子風味」
すっとこどっこい給仕はもとかく、
今日は、出来るだけナイフとフォークで頑張ると嫁。
がんばるじゃん。

「軽く火を通した帆立貝のサラダ仕立ベーコン風味のビネグレット」
だが、哀しいかなサラダで既に嫁は苦悶の表情。
レタスさんがフォークに刺さらず喘いでいる。

 (・A・) ・・・
 お箸もらってやるか?
 (・∀・)♪

諦めんのはえーな。

ひと通り食べ終えると、

 あっちゃん、ホタテの下見てみて
 ん、海草のことか?
 (・∀・) そう!
 それ食べるもんじゃないからな。
 (・A・) そう?
 わかった。行け(=喰え)。
 (・∀・)♪

もう、好きにしろ。俺ひとりでフレンチごっこするは。だいたいたまにしか喰わんフレンチなんざ、背筋伸ばして雰囲気に酔いながらマナーごっこしてんのが楽しいのに。

「フランス産フレッシュフォアグラのソテー 焼リゾット添え洋風お茶漬け仕立て」
この品名説明仕立てって非常にわかりやすいけれど、情緒っつーか、奥ゆかしさが感じられんのな。まあ異国のあれだからいいけどよ。

それにしても厨房がガッシャガシャうるせー。時折、声を殺した怒号めいたもんが聞こえてくるし。外に声漏れんの従業員の誰か教えてやれよ。

「カナダ産活オマール海老のイタリア産ちりめんキャベツ包み 雲丹風味の軽いバターソース」
このくそ長い品名を一聞で覚えられるようになったら、給仕検定 4級。命名した人は何日間、この品名を覚えていられるのだろう。

「お口直しのシャーベット」(ハイビスカスのシャーベット)
店内奥のカウンターからキュイイイイーーーーーンとけたたましい音が鳴り響き、鳴り止まぬ。

 (・∀・) ミキサーだね~

嫁は気にもしないが、俺は宴会以外は最低原則静かに飯を喰いたい。

「国産牛フィレ肉の溶岩石焼き 二種類の香り高き黒トリュフソースと共に」
嫁のは「スペイン産フレッシュイベリコ豚ロース肉の溶岩石焼き 香り高き黒トリュフのビネグレットソース」。

グラスが空になったので、俺の 2メートル後方に突っ立てる女従業員が気付くよう、グラスをそれとなくテーブル中央に寄せたり、軽く挙げてみたり、視線合わせてみたりしたが、丸っきり動く素振りがないので自分でワインを注いだ。ついでに嫁の分も。俺、万券払うフレンチ喰いに来て、自分でワイン注いだの初めて (・∀・)♪
ホールを注視できないならケンタ翁でも突っ立てときゃいいのに。クリスマスだから爺さんも忙しいか。

「デザート前のお楽しみ」(蜜柑と金柑のコンポート)
グラスがネトネト~。それに気付かずコンデジ握ったものだから、べったべた (・A・) さっきから、この詰めの甘さはなんだろう。客との I/F がへぼいと厨房の努力台無しになるんだけど。まあ、このネトネトについては、厨房側にも咎があるか。

「ノエルの特別デザート 2007」
ここまで入店から 2時間半経過。喰い疲れた。

ともあれ、味については値段以上のものが提供された。


関連リンク:
メニュー抜粋 (σ・∀・)σ

◆ 写真 ◆



店内


「フランス産フレッシュフォアグラのソテー 焼リゾット添え洋風お茶漬け仕立て」


「国産牛フィレ肉の溶岩石焼き 二種類の香り高き黒トリュフソースと共に」


「デザート前のお楽しみ」(蜜柑と金柑のコンポート)
メニュー抜粋(2007/12/24)
コース
ランチ1800-3500 yen
ディナー5000-10000 yen
※ メニュー及び料金変更に関する一切の責任を負いません (:D)┓モコ