2020/1/13 遠野のマヨヒガ
伊那&東京から長い道のりを経て 16時半着 (・∀・)ィェィ
念願かなって岩手県は『とおの屋 要(よう)』へ!
食事は 18時半~19時の間に開始とのことで、
銘銘、檜風呂に入浴したり、二階(屋根裏?)で寛いだり (*´∀`*)
酒は皆ビールから。遠野のホップの効いたやつ。
俺は楽しみにしていたどぶろく(濁醪)から。
何種類かいただけるかなって思ったけど、
活性の強めのもの一種類のみだった。でも (*´ч`*)ンマー
『要』のどぶろくのこの品の良さは、
名前からもどぶろくのイメージからもおよそ想像できるものではない。
例によって、
食べ物のメニューがないので備忘的な感じで列挙する。
・椎茸テリーヌ 金柑
・芋サラ 自家製パニール 山椒漬け根菜 玉葱
この椎茸のテリーヌは衝撃的。
・三陸山田の牡蠣 ぼらの卵(からすみ) ベシャメルソース
・里芋 三陸の昆布 大船渡の真蛸
土垂(どだれ)芋って言い方をしていた。
・自家製の南部小麦の生麩 百日熟成の短角牛
引率のみうみうの提案どおりに大きくカットして頬張ると感動ひとしお (゚Д゚)ウマー!!
・林檎 蛸肝&墨 地元の豆たち
こゆの好き。
でも、残ったソースがもったいなくてもったいなくて ´・ω・`
・遠野 1号の藁で醗酵させた夏納豆 梅肉ソース
これもよかった。印象的な一品。
・海鰻ちゃんを焼いた物と頭や骨の煮凝り
めっちゃ脂たっぷり。多過ぎじゃない?と思うほど。
反して皮はパリパリ。
焼いた物だけより、煮凝りをソースのように載せて食べるとなお旨い。
・海老糠漬けを鰹の腎臓の塩辛に付けて軽く焙ったもの 鱈の白子や貝の糠漬け
糠漬けが苦手だけどそういう香りは皆無。
ただただ上品に酒に合うようなおしとやかな珍味。
皿もこれまた美しい (人∀・)♪
・豚の藁焼き
遠野 1号の藁で丁寧に燻して焼いてを長時間施したもの。
渾身の料理みたいなんだけど、自分には単にハムのような印象。
ここでビールが飲みたくなってついに注文 (*´ч`*)プハー
・いくらご飯 お米は遠野 1号
ぱつぱつと張りのあるいくらちゃん。
ご飯の食味はあっさりしているけれど、
噛みしめるにつれて味わい深さが感じられる。
・がんづき
このあたりの地方の郷土菓子みたい。
このあとは各々持ち寄った酒を開け、
店主要太郎さんも加わっていただいての二次会。
☆-(ノ゚∀゚)八(゚∀゚ヾ)イエーイ
翌朝
朝食は 9時からのんびり。
南部赤長蕪(岩手在来種)
海鼠
蛸の吸盤と辣韮
醤油の醪(もろみ)
昆布
白菜
若布と大根
大根のたきもの
おかか
鮎一夜干し
お粥
椎茸と玉葱の味噌汁
骨まで違和感なく美味しくいただける鮎の焼き加減。
たっぷり沁みているというよりもはやジューシーな大根の煮物。
馥郁な醤油の醪。
贅沢。
自分以外はみなお代わりしてたw
最初のお粥も結構な量があったのに。
食後の抹茶 (*´ч`*)ンー
食後はどぶろくの製造所を見学させていただき、
要太郎さんの見識をわけていただいた。
言葉にいちいち説得力があって強く惹かれた。
これは無臭の青黴ちゃん ( Д) ゚ ゚
遠野駅
遠野旅の行程:
初日:
・支那そば 正月屋(福島県郡山市)
・とおの屋 要(岩手県遠野市)
二日目:
・麺房 高松庵(岩手県花巻市)
・さだ吉 鎹(東京都港区)