本日オープンの『油そば専門店 歌志軒（かじけん）』に油そばを喰いに飛んでった (:D)╋∈ﾋｭｰﾝ
どうにも油そばが好きになれないので期待はないけど、
ホームページには次のように謳われていて自信の程がうかがえる。
＞ 油そばとは？
＞ スープのないラーメン
＞ 汁なしラーメンともまぜそばとも違う、
＞ 麺の旨さをひたすら味わう、
＞ 究極のラーメンです。
これは期待大ですぞ！*\(^o^)/*
開店時刻前に行って、オープン日一番乗りは嫌だけど、
かと言って並ぶのはもっと嫌で、
微妙に開店時刻からずらして行くと店の前にサラリーマン風のふたりがスマホを持って立っている。
暖簾も出ていないし、並んでいるのかなとしばらく隣りにいたけれど、
関係者だった。紛らわしい。
入店するとまずは店員が消毒液を持ってくる。
汚物は消毒される ＼(゜3゜)／
で、それが済んだら食券機で注文。
→ 「油そば」（大盛；690円）＋「半熟たまご」（100円）
油そばは普通盛りも大盛りも同料金なので、
そりゃあ大盛りにする。
水はセルフ。その説明はない。
お絞りの類（使い捨て含む）もなく、
カウンター上にその手のものはティッシュのみ。
店の経営方針ってこういう部分に垣間見える。
店内には既に学生 4人組、老人 1人、20代くらいの若者が 2人。
4人組から徐々に油そばが届き、老人に届いた後、
そこから結構待って俺に届いた。
あれ？そこの半袖の若者たちへは？と疑問に思ったが、
どうも関係者のようだ。
俺が喰っている間、ずっとテーブルに肘着いてスマホをしてた。
カウンター席の都合上目の前に彼らがいるのだけど、
客じゃないならうざいからどっか行けばいいのに。
で、いよいよやって来た油そば。
そのまま啜りつきたいところだけど、---------------
1．必ず最初にラー油と酢をためらわずに入れること。
2．豪快に混ぜ、油とタレが全てなくなるまで混ぜる。
3．冷めないうちに一気に食べる!!
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とあるのでそれに従い、こなしてから啜る！
すごい！
ここまで期待と手間を掛けさせておいてなにもかもチェーン店の味しかしない！
シナチクは瓶詰めから出したてのような風味と酸味。
チャーシューの食味はありふれていて印象に薄い。
だいたい、チャーシューのスライスが入ってんのに、
＞ 2．豪快に混ぜ、油とタレが全てなくなるまで混ぜる。
ってどういう指示だよ。
別皿にすべきじゃないのか？
中太で腰の弱めな黄色い麺に特段風味はなく、
これのどこになんのこだわりがあるのか？？
＞ 麺の旨さをひたすら味わう、
これはなにを言っているんだ？？？
スープもないのにこれで 690円？？？は？？？
帰宅してからホームページを見たら、
中部地方を中心に全国＆中国・シンガポールにまで展開しており、
ざっと数えたところ 79店舗あった。
じゃあ、チェーン店の味だわな。しゃーない。
途中、味変に微塵切り（摺り下ろしではない）のにんにく少しと、
ウェットな唐辛子みたいのを入れて食べるもたいして変化はないし、
なによりパンチがてんで足りない。
胡椒をいくらか加えてもそんな感じ。
つか、パウダー状の胡椒がなんでミルに入ってんだ？
ここまで来てようやく温たまが届いていないことに気づき（正確には「半熟たまご」だけど）、
それを伝えると、チケットを渡した店員は、
え？温たま！？
とだけ言葉を発し、詫びの言葉もないまま温たまがやって来た。
もう、ほかの客はみな帰って客は俺だけ。スタッフ 3名（＋応援だか 4名）もいてオーダーミスに誰も気付かないのか？
温たまを入れると先ほどとは打って変わって美味しくなったけど、
結局、麺じゃなくて卵の力なんだよね。
そういうのがあるから初めての店じゃ卵のトッピングはしない。
あらゆる食べ物は卵黄の味に負ける。
でも『東京名物油そば 麺屋かとむら 伊那店』では温玉トッピしなかったせいかがっかりの印象のみで終わったので、
それを踏まえて『歌志軒』では注文した次第。
食券渡してんのに忘れられたけど。
店の味如何に関わらず、
どうにも満足行かない食べ物だな。＞ 油そば
どこに需要があるのか不明。
大盛りなのに腹に溜まらんし。
扉のすぐ傍に座ったから、
ガラス張りの扉の向こう側にいつまでも立ってる、
＞ サラリーマン風のふたりがスマホを持って立っている。
の視線が鬱陶しかった。
こっち見てるかどうかは知らんけど。
この区は、この手の看板が乱立して景観を乱しているが、誰も指摘しないのか？みっともない。