ローメン専門店 シャントン
【電話番号】0265-79-3136
【営業時間】1700-2100
【定休日】日曜日
【住所】長野県上伊那郡箕輪町大字中箕輪木下12062;飯田線木下駅近く
2007/08/11 黄金截編
色混じる電灯の下、カタカタした扇風機が生ぬるい風を掻き回す。強制徴収放送局から流れる昭和の歌謡曲、壁一面に貼られた今は所帯やつれしているであろうかつての学生たちの寄せ書き、いったいどこまで阿部のファンなのか貼りまくられた自民のポスター、金色の大鍋を持参してローメンの配給を待つ主婦、湿地のように足を吸い込む床畳。ローメン文化を黄金比で具現化したかのような完璧な設え。ここは常世の国か。
ローメン専門店と言うだけあってメニューはローメンのみで、それに「多肉」(※)や「多ヤサイ」といったバリエーションが加わえられている。ローメンは大きい順に【特大→大→学→中→小】の 5種類。この言葉のパズル、どうしても「学」が邪魔をする。特大は例外として、「学」は素直に「高」ではいけないのか。謎解きは苦手だ。
※ 多肉=たにく、とルビる
※ 「学」は「学生」の意味。「小」「中」は、学校や学生とは関係なくそのままサイズの表記らしい。(2010/8/22)
注文するサイズは「学」か「大」あたりがよいだろうと考えたのだが、経験的に嫌な予測が立ったので「多肉」の「中」にした。正解。びっくりな量が出てきてしまった。
ほらきた !!(゚ロ゚屮)屮
「ローメン、多肉 中」
「ローメン、中」
こっちは少ないので、それはまた驚きだがよ。味は甘めのソースを薄く延ばしたようなスープ風、か。おばあんちで出てくるような味。しっくりくる人は多そうだ。
そして、氷川きよしが出てきた途端、厨房からそそくさやってきてはテレビのボリュームを上げるおばあのなかなか機敏な動きに感心しつつ、風の吹かない座敷で汗にまみれながら大皿に盛られたローメンを貪り喰った。
関連リンク:
伊那谷名物 ローメン写真館
メニュー抜粋 (σ・∀・)σ
◆ 写真 ◆
店外
店内
店内、壁に貼られた寄せ書き
店内、壁に貼られた寄せ書き
店内、手製ポスターか?
「いつも」はちと厳しい。すまん。
「ローメン、多肉 中」
「ローメン、中」
メニュー抜粋(2007/08/11)
ローメンの部 |
特大 | 1150 yen |
大 | 750 yen |
学 | 550 yen |
中 | 500 yen |
小 | 450 yen |
多肉 大 | 1100 yen |
多肉 学 | 800 yen |
多肉 中 | 750 yen |
多肉 小 | 600 yen |
多肉、多ヤサイ 大 | 2000 yen |
多肉、多ヤサイ 学 | 1000 yen |
多肉、多ヤサイ 中 | 800 yen |
多肉、多ヤサイ 小 | 650 yen |
その他 |
ローサイ | 700 yen |
焼肉 | 600 yen |
飲み物の部 |
ビール | 680 yen |
さけ | 380 yen |
コーラ、オレンジ | 各200 yen |
※ メニュー及び料金変更に関する一切の責任を負いません (:D)┓モコ