2005/11/18 安曇野にうまい蕎麦を求める編
(2005/11/11/深夜)
連:12/7に休み取るからどこか連れてって!
桜:(ああ、誕生日か。)どこでも連れてってやるよ。なにが食べたい?
連:(・∀・) お蕎麦がいい!
桜:(渋いな。)お蕎麦なら来週、池田町に行こう。
連:今、白鳥がいっぱいいるんだって!
桜:(蕎麦の話はどこさ行っただ。)お前は白鳥を喰らうのか?
連:お蕎麦!
桜:一緒に読んだ蕎麦打ちの本の先生(若月茂さん)んとこ行くぞ。
連:神様のお弟子さん?
桜:そうそう。
連:(・∀・) やた!
イエーイ ☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノ イエーイ
というわけで、(他人が読んでもどうでもいいような)長い前振りのとおり、『安曇野 翁』に行ってきた。
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予定よりずいぶんと早く、10時ころには現地に着いてしまい、近くのセブンの駐車場で缶コーヒーを飲みながら時間を潰す。あいにく池田町立美術館に興味をそそる展示はなかったのだ。残念。
それでも30分ほど前にお店の駐車場に車を停め、俺は冷たい風を相棒に北アルプスを眺めながら散歩、連れは寒い寒いと言って車内でごろごろひっきー。11時ジャストに店の戸は開かれ、元気良く迎えられた。給仕をするのはここの弟子らしき人で、まっすぐな眼差しの実直そうなタイプ。接客はそつなく丁寧で、連れにも好印象。静謐な店内は、建物も机も洗面所ひとつにしても、きっちり磨かれていて、どこまでもまじめに蕎麦屋を営んでいるという趣がある。
酒についてきた焼き味噌をつつきながら「大雪渓」(この町で造られている酒)をちびちびとやっていると、割と早くに思い切り上等なうぐいす色した「もりそば」と「鴨せいろ」が届く(注:酒がなくなる前に持ってきても構わないと伝えておいた)。すっげーきれいだ。味の方もイケるじゃん!と満足しながら、そいつをずるっずるっと手繰り終えると、次は「おろしそば」を注文。「鴨せいろ」大盛りにしようとしたのだが、大盛りという設定はないというので、どうせならと別の品を注文してみた。もりについてきた淡雪のようなわさびの鮮烈な香りにも感心したが、こいつの辛味大根も刺激的に強烈。でも、蕎麦の風味を殺したりはしないようだ。なるほど、このわさび全盛の蕎麦世界で戦い抜くだけのことはあるな。
蕎麦(以下、4種のみ) | |
ざるそば | 840 yen |
田舎そば | 840 yen |
おろしそば 辛味大根 | 1050 yen |
鴨せいろ | 1260 yen |
日本酒(正一合) | |
大雪渓(長野)上撰 | 630 yen |
〃 大吟醸 | 940 yen |
四季桜(栃木)本醸造 | 730 yen |
〃 花神 | 730 yen |
豊の秋(島根)大吟醸 | 1150 yen |
岩の井(千葉)大吟醸 | 1150 yen |
菊姫(石川)大吟醸 | 1470 yen |