2024/3/10 茶碗蒸し・饂飩・ハタ・カワハギ・鹿・凍み大根の春巻き・鯛クエ鮑の炊き込みご飯・蕗の薹アイス
ちょっと早くに中川入りしたので、沖縄そばが気になる『沖繩茶屋 仲谷(なかや)(中川村)』の場所を確認したり、知己ひな宅に立ち寄ってお喋りをしたりしてから、
『旅舎右馬允(うまのじょう)(下伊那郡大鹿村)』の料理長が冬季限定で営業する『HUMUS(フムス)(中川村)』へ。オープンは昨年師走。
厨房と客席とに暖簾のような仕切りがないので蛍光灯の灯りがこちらに届いてしまう。
コースを頼んだけど、ここも手掛かりとなる献立がなんも提供されないタイプの店。そういう店は当然のごとく品数やら流れやらの提示もないので、初訪問の客は路頭に迷う。この状況でなんの飲み物を頼めというのか。トリビーなんて死語だぜ。しかも旨くもないハートランドだし。地ビールもあったっけ?
最初に日本酒を頼んだら、一升瓶の酒一種類だけがやって来た。ほかにないか訊ねたらしばらくしてこれらを持ってきてくれた。ワインは豊富にある店だけど、日本酒には店も客も関心が薄いのかね。
今期、この梟はやたら呑んだ (*´ч`*)ンマー
茶碗蒸し
蕪の摺り流し 牡蠣 銀杏 ほか野菜あれこれ具だくさん
ひと口うどん
鶉の卵のポーチドエッグ
夜でもうどんは頼めるものと思っていたら、夜はコースのみだって。
それにしても隣のおばさんx2 がうるさい。というかけたたましい。親の敵のようにスマホのプランを熱弁している。周りに気を配れ。
新玉ねぎの丸仕立て
ノカンゾウ 玉ねぎピクルス 帆立 小松菜ソース
ずいぶんとバターの風味が濃い。
お椀
ハタ 根菜 あおさ海苔豆腐
皮ハギ
天然アサツキ 花ウド
最近の飲食店はどこも暑くしがちなので、それを見越してやや薄着で着たら(+ダウンジャケット)、店内ずっと肌寒いでやんの。
鹿の腿
あやめかぶ 黒大根 ジャガイモ
基本、料理はずっと淡味というか薄味。肉のソースまで薄めだったので、いよいよ塩をいただいた。
凍み大根の春巻き
菊芋チップス 車海老 甘海老せんべい 甘海老はソースにも使用
メインっぽいのが 2品来たからあとはお菓子かな、と思ったら炊き込みご飯がやってきた。要はなから懐石の流れか。
炊き込みご飯
鯛 クエ 鮑
たまに存在する蓋が短すぎて摘めないタイプのお椀蓋。制作者と小一時間話したい。
野菜スープ
玄米茶
アイスは結構蕗の薹が香り、玄米茶も超馥郁で芳しい。
蕗の薹のアイス
なかなかにパンチーな風味。
全粒粉クッキー
『フムス』の今期の営業は 3/23(土)まで。現在、『右馬允』は宿泊でしか飲食できないが、今後もその形態が変わる予定はないとのこと。
ランチのメニューの写真: