2022/5/5 鰻の骨の唐揚・公魚のマリネ・鯉こく・鯉の甘煮・うな玉丼・鰻重
鯉のぼりシャツを来て『うなぎ林屋(諏訪郡下諏訪町)』の旨い鯉こくを食べに行くぞ!と向かうも、鰻屋だしなあと結局鰻を頼む (*´ч`*)ウナー
ゴールデンウィークということもあってか、開店前の店の周りはいつもよりもさらに混雑していたけれど、女将さんだけでなく、十代とおぼしき若い店員までもが愛想好く丁寧で、とても居心地がよかった。
その客あしらいの技術の爪の垢を松本市に分けてやって欲しいくらい。
「骨唐揚」
この日は酒を注文しんかったけど、そいでもメインが来るまでの繋ぎに鰻の骨の唐揚げなんぞを注文。
山椒かなんかが掛かっててスパイシー。
「わかさぎのマリネ」
ほんのりとした甘さと、柔らかな酸味。
マリネ液を含んだ公魚の食感がまた好み。
ずっと食べてたい (*´ч`*)ンマー
「鯉こい定食」
楽しみにしていた鯉こく。
前回の感動は皆無で普通の味噌汁。
コクも深みも失われているのだけど、味噌も鯉も個体差?
「うな玉丼」
事前に自宅で決めて来た子の注文だけど、土日祝日の?簡易メニューには掲載なく、たしか前回も諦めたが、念のため店員さんに相談すると作ってくださった!\(・∀・)/
玉子も鰻もふわふわ。
餡は甘め。
「鰻重 竹」
地焼き&ご飯大盛り。
蒲焼きの身はさくり&くしゅっとして、皮との境はくにゅ。
関東のふんわりふわふわな惰弱鰻とは一線を画す。
そして、今日の『林屋』の鰻は感動的に美味しい。
てか、料理のぶれが結構あるお店?鯉こくといい、前回の鰻といい。
鰻のきれときれとの間には、隙間がないどころか鰻同士が 20mm ほど重なっていて奢侈だった。
贅沢の極み \(・∀・)/
メニューの写真:
2021/6/27 鰻重・鯉こく・鯉甘煮・お子様セット
鰻を家族で食べようぞと『うなぎ林屋(諏訪郡下諏訪町)』へ。
(・∀・)人('∀')人(・∀・)ィェィ
前回訊ねたのはいつだったかなってこの店評書きながら調べたら、
二年前の同日だった。わーお。
5分前に到着すると玄関前にはすでに結構な人だかり。
店頭には順番待ちリストがあり、
あれ?予約客も書くのかなって覗いたら、
予約客の名前は店の側で予め書いていてくださってあった。
※ 外にもある待合所。撮影は帰り際。
そして時間になると丁寧で柔和な店員さんたちの応対で席へ導かれる (*´∀`*)
「神渡 氷湖の雫」(1050円)
硬めでスッキリ。
後口はほんのり芳しい。
特別旨くはないけど、不味くもない。
うざくをあてに頼んだけれど、
すぐに来る筈もなく、
届いたのは 20分ほどしてから。
空きっ腹で酔い酔い。
あてにお新香でもくれたらいいのに。
「うざく」(1380円)
前回も高めとは思ったけど、こんなに高価だったか?と調べると、
前回は 1240円だった。
ああ内税になったのかって 1.1 掛けたら 1364円だった。
値上がりしてるじゃん。> 1380円
鰻系ってこの期に及んでまだ値上がりすんのか・・・?
近年 1、2度暴騰したけど、あれだけじゃまだ済まないと?
この 20年、値上がりし続ける飲食業界って鰻屋だけじゃないか?
鰻の値上がり激しい『某観光荘』なんて、
駐車場は広くなり、建物はあんなに立派になって \ナントユーコトデショー/
「お子様ランチ(鰻蒲焼入り)」(1950円)
事前まで「うな玉丼」と悩んでいたのだけど、
休日用の?メニュー(冊子ではなくペラ)に「うな玉丼」は見当たらないのでお子様ランチに。
いざ届いてホームページで見たような揚げ物やフルーツがないじゃんって思ったら、
これ三段重だった (*゚∀゚)=3
子はだいぶ満喫していた。
おもちゃも付いてきたしw
「鯉こい定食」(1500円)
鯉の旨煮は知った味だけど、
鯉こく!うっまいなこれ!゜+.ウマー(゚∀゚)ウマー゜+.゜
味噌が良い!風味がよい!
味噌のおかげか?鯉の出汁か??汁を啜る口が止まらない!べらぼーに旨い!
鯉こくを目当てに来てもよいくらい旨い。
一方でご飯が見た目どおりにぱっさりしていて、硬くて、不美。
お茶碗によそって 2時間くらい食卓に放置したような米質になっているし、
これを客に出す神経が皆目理解できないけれど、
これが噛むと味わい深くてうまい。どうしたことかw
それでもこんな冷めたような米を客に出すべきじゃなかろう。
「鰻重 竹」(3850円)+ご飯大盛り(無料)
美味しさにお得感も手伝って『林屋』を選んでいたのだけど、高いな。
前回は 3450円。これも 1.1 掛けて 3795円。
だけど価格は 3850円。
微妙な値上げがあるなあ。
そもそも前回の 3450円が外税か内税か記憶にないので 1.1 を掛けることが正しいのかも不明だが。
高いもんは高い。
お子様ランチの鰻も俺の鰻重も地焼きでお願いしたのだけど、
蒸してないのはたしかだけど、地焼き感は乏しい。
一気に届いたために写真撮っている間に蒸されたかね。
焼きの方、すみません。
んなこたあないと思うが。前回だって撮影してんだし。
うな重の米も、鯉定食同様にだいぶ水分飛んでてパラパラだけど味わい深くて旨い。
で、大盛り多いな _(:3」∠)_
お重にみっしりと詰まっている。
卓上のたれもあって、最後まで美味しくいただけたけど苦しい。
そもそも鰻三切れが俺にはもはや多いと認めなければいけない状況にある。
したら『林屋』の場合は二切れの「鰻重 梅」になるのか。
鰻というご馳走を食べに来て松竹梅の一番下を頼むってのはなんだかしょぼいなあ ´・ω・`
松竹梅じゃなくて、二切れ重とかそんな名前だったらよいのに。
梅ったって、こうも鰻が高価だと、価格はぜんぜんしょぼくないけど。
12:45 ころの退店時には待合室に待ち一組のみ。駐車場はガラガラ。
一階のテーブルはぼちぼち空き始めている。
が、卓上はぜんぜん片付けられてはいない。忙しそう。
開店時にラッシュするタイプの店かね。
今日だけじゃ判断できんけど。
こんなときでも厨房から会計にやって来てくれた女性は、
常に朗らかで、ゆったりと応対してくださって、
最後までご馳走いただいたなあって気分にさせてくださった (・∀・)ノ゙
♪(ノ∀・)ノヘ(・∀ヘ)(ノ∀・)ノヘ(・∀ヘ)(ノ∀・)ノヘ(・∀ヘ)♪
さて、
貧しい我が家の従前の考えとして、
鰻は価格とのバランスを考えると『うなぎ林屋(諏訪郡下諏訪町)』。
そいでも近隣で一番の好みはというと『観光荘(岡谷市)』。ただし『林屋』よりさらに高価。
松本まで範囲を広げるなら『山勢(松本市)』が一番。ただし上記二店よりもっとさらに高価。
* いずれの鰻店も客あしらいはよい。
* そもそも関西風(地焼き)ができない店は論外なので、大半の鰻店が我が家の好みを語る舞台上にない。
長らく店内喫煙可であったので避けていた『観光荘』が禁煙になったっぽく、
そこに『林屋』と『観光荘』の価格差が縮まったのなら、
久々に『観光荘』に行きたいなと思いつつ、
どこであれちと高すぎるという現実。> 鰻重
この辺りのフレンチであればちょっとしたコースがいただけるぜ?> 4000円
2019/6/27 関西風の地焼き
嫁と下諏訪町の『うなぎ林屋』へ(予約済み)。
着いたのは 11:40 ころ。
既に店の中はほぼ満席(年寄りばかり)。
空いている席にも予約の札が置かれてて、
玄関(店内)の椅子で待っている客も数名。
その後、待ち客はわんさと増える。
平日でも予約なしは無理だなここ。
つか、昨今の鰻ブームとすら感じるこの人気はなんなんだ??
いや、『観光荘』なんて土日は 20年前から激混みか。
みんな家で甘たるい濡れ煎餅でも喰ってりゃいいのに |彡サッ
『林屋』では関西風がいただける(お願いできる店)と聞いて来たのだけど、
注文時に関東風か関西風かは訊かれない。
食べたい人はこちらからお願いする。
関西風でいただくことはできますか?
と訊くと、
はい。地焼きもできます!
と教えてくれる。
なのでふたりとも地焼きを。
嫁は、関東風でもいいけど、関西風があるならそっちが好きだって。
俺は関東風は食べない。
たまーに食べるけど、必ず後悔する。
そもそも関西風を知るまで俺は鰻は好きじゃなかった。
ちな、鰻重はご飯大盛り無料とのこと。
これは会計時にご飯の大盛りって可能なんですか?と訊いて、
はい。無料で大盛りにできます!
とにこやかに教えてくださった。
ご飯大盛り無料のことはメニューには記載がないと思う。
地焼きの記載は、帰宅後にメニューに書かれてあることに気付くw
ちな、
この日は鰻を欲張って食べ過ぎたせいでか、
20時過ぎてもちょっとした胃もたれと飽満感に襲われ続けていたから、
まあ、普通盛りでよかったような、
でも、せっかくの鰻だからご飯も存分に食べたかったような (ノ)・∀・(ヾ)ブヒ
「わかさぎのマリネ」(220円)
うまい!
これを食べ、やはり酒が必須と注文を決める。
「肝焼き」(650円)
厚みのある肝焼き。
たれ単体で味わうと平凡というか田舎っぽさすらあるが、
『林屋』の鰻とこのたれの組み合わせは完璧。
スーパーご飯がすすむ君に化ける。
でも、
やや粘度のある濃厚甘口のこのたれは、
しばらく口の中で香るまろやかな芳醇さもあり、
甘さはあまりまとわりつかないとはいえ、
肝焼きにどっぷりとかかっているためくどさを感じる。
たれの香りがみたらし喰ってるかのように口の中に留まるw
「神渡 氷湖の雫」(1050円)
すっきりとしていて『林屋』の鰻に好適酒 (*´ч`*)ンマー
「うざく」(1240円)
酢の物たけーなってちょっと思ってたけど、
どーんって感じのお椀でやってきて。
中にもどどーんって感じに鰻ちゃんたっぷり (」・∀・)」
酢の物としては家庭的で技の感じない出来映えだけど、
表面のさくっと焼かれた鰻と食べると、
すげーうめー (゚Д゚)ウマー!!
「鰻重 竹」(3450円)
たまの贅沢だからいっそ松にしたいところだけど、
竹でも鰻が三切れ付いてくる。
これで十分満ち足りて、そして凭れたw
しっかし、
3450円の鰻重を、三切れ付いてくるとは割安だなと思う辺り、
昨今の鰻高騰に俺の感覚もずいぶんと麻痺しているなというところ。。
さて、鰻の厚みはそれなり。
表面はさくっとして(ぱりぱり感はない)、
中はしっとりとして、
ときおり鰤かまのようにくにゅりとして、
これは旨い。すごくいい。
たれのせいでやや甘すぎると感じるときもあるけど、
それはご飯を食べるブースターと捉えてもりもり食べるぜ!
というには圧倒的ご飯不足 ´・ω・`
でも食事の量としては十分だったのでご飯の注文を迷いつつ断念した。
こうも食べ物があれこれとやってくると酒飲むいとまなし ´・ω・`
だいたい注文前に酒が高いなあって思ったのは、
一合とか 120ml とかだと考えていたからで、
まさかの 300ml 瓶。
待てよw 俺そんな飲む気なかったぞえ。
「鰻重 二色重」(2470円)
嫁の。
白焼きもよいね。
やはりたれほどじゃないけど。
嫁もどちらかと言えばたれの鰻が好きとのこと。
そう、我が家はそれほど白焼きを望んでいないw
食べたいことは食べたいので、
ちょっとの量だけ食べられたら一番よいんだけどねぇ。
さて、
鰻重には別添えで刻み葱と山葵が付属するので、
これにテーブルにあるたれ(醤油と思ってた)を注ぎ、混ぜ、
鰻に載せていただくと、
また変化があったご飯がさらにすすむ君。
いやあ、クチコミはまったく当てにならないけれど、
味覚の合う人のお薦めはほんと役立つ。
やはり有象無象のクソコミサイトより、
ひとりが一貫してレポってるブログの方がよいね。
食後は釜口水門の「魚道」(諏訪湖と天竜川間を魚が行き来できるようにした箇所)に、
大量の鯉?を見てふたりして興奮して、帰伊那った。
☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ
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